YouTuberやVTuberの方々もプレイしている人気タクティカルFPS、VALORANT。
最近ではVCTでのZETA DIVISIONの活躍も大きな話題となりましたよね!
5vs5のゲームは緊張感があり、各々の役割がとても大事になってきます。
こういったFPSをプレイしている以上、負けるよりも勝って喜びたいものです。
ですがこのゲーム、何も考えずに前に出たりテキトーにアビリティを使って勝てるゲームではありません!
そこでこの記事では撃ち方以外にも基本的な考え方や立ち回り、スキルについてなどをできるだけわかりやすく解説していきます。
ここで解説したことをしっかりと意識して、楽しくかつ勝てる試合運びを目指しましょう!
撃ち合いで勝つために
このゲームで相手に勝つためには、撃ち合いで相手を倒さなくてはいけません。
最初はとにかく相手にエイムを合わせることにいっぱいいっぱいになってしまうかもしれませんが、慣れてきたら少しずつでもこれらのことを意識しながら戦うようにすれば、必ず今よりも勝てるようになりますよ!
ヘッドラインの意識
できるだけ初弾を相手の頭に当てられるようにエイムを合わせるようにしましょう。
他のゲームでも頭に当たれば大きなダメージを与えられることが多いですが、VALORANTでは武器によっては一撃、倒しきれなくても相手のエイムが大きくぶれるので、倒せる可能性が非常に高くなります。
ヘッドラインの意識をしっかり持ちだすと、次に説明するプリエイムもきれいにできるようになり始めますよ。
プリエイム
プリエイムとはできるだけエイムを動かす距離を減らすために、自分が動いた先に相手の頭の位置を予測してあらかじめエイムをおいておくことを指します。
基本的に相手と戦うことになる場所は決まっているので、プロの試合の動画などを見ればとても理解しやすいですよ。
最初はなかなか難しいと感じる要素だと思いますが、慣れてくると自然とできるようになります。
ストッピング
VALORANTではしっかり立ち止まってから銃を撃たないと弾が予想もしないような場所に飛んで行ってしまいます。
そのため重要になるのがこのストッピングという技術。
やり方としては移動キーを離すか、逆キー入力(左に移動するAキーを離すときに右に移動するDキーを一瞬押す)の二つがありますが、基本的には移動キーを離すやり方で問題ありません。
VALORANTでは移動エラーというものがあるので、最初は設定をオンにしておくと良いでしょう。
まずは射撃練習場などで移動キーを離してからどのくらいの時間待たなくてはいけないかを覚えましょう。
しゃがみに頼りすぎない
しゃがむことで銃の反動を大きく抑えられ、狙っている場所に弾を飛ばしやすくなります。
プロの試合でもしゃがみを利用して勝利を呼び込む場面もありました。
ですが、しゃがんでしまうと移動速度が大きく落ちてしまうため一気に2人以上相手する場面になった場合にできることが限られてしまいます。
また、しゃがみ癖がついてしまうと撃ち合いに負けてしまう可能性が大きくなってしまいます。
しゃがみを利用するかどうかはその時の判断次第ですが、あまりしゃがみ撃ちばかりしないように意識しておくとうまく戦えるようになるはずですよ!
フルオートとバーストの使い分け
VALORANTはフルオートで撃ち続けることはほとんどありません。
基本的には2,3発撃ち、少し動いてからまた2,3発撃つという通称レレレ撃ちをメインに戦っています。
至近距離の戦いであればフルオートで戦ったほうが強い場面もあるので絶対にしないというわけではありませんが、バースト撃ちの感覚を身に着けておくのは重要です。
最初は射撃エラーの感覚を覚えるのが難しいとは思いますが、2,3発のバースト撃ち、5発のバースト撃ちの2種類だけに絞って使えるようになるのがおすすめですよ。
強いポジション・弱いポジション
VALORANTでは有利なポジションを使って形勢逆転したり、逆に不利なポジションを使ってしまいマッチを落としてしまったりすることがあります。
スモークなどを併用することでこちらからしか相手を視認できないようなポジションや、こちらは相手の頭しか見えていないのに相手からは体もしっかり見えてしまうポジションなど本当に様々です。
ほぼすべてのマップで強いポジションや弱いポジションが存在しています。
これらの知識を持っていればどこで待つか・待たれているかを判断しやすいので、少しずつ勉強していきましょう。
エージェントごとの強みを生かした戦い方を!
デュエリスト・イニシエーター・コントローラー・センチネルと大まかな役割が分かれていますが、情報を比較的多くとることができるイニシエーター、裏どりを警戒できるセンチネルは生き残ることを意識しましょう。
当然サイト内での戦いやラッシュで味方についていかないというのはだめですが、それ以外の状況では倒される可能性の高い場所には一人で行かないようにすると勝率が上がりますよ。
もしデュエリストを使用しているのであれば情報が取れたサイトに最初にエントリーし、後続の味方が入りやすい状況を作り上げましょう。
倒される可能性が非常に高いのですが、サイトに入り相手を倒すことがデュエリストの役割といえます。
このようなエージェントごとの役割を理解し、行動していくことが勝利につながりますよ!
BUYラウンドでの考え方
自分のスキルや武器、アーマーを購入できるのは戦いが始まる前の数十秒間のBUYラウンドだけです。
エコラウンド・フルバイ・セカバイ・フォースバイの4つの考え方は覚えておきましょう。
エコラウンド
全員のお金が少なく今装備を整えてもし負けてしまうと次のラウンドで武器を買えない!といった状況の場合、無理せずハンドガンやスペクターなどの安めの武器で戦うのがエコラウンドと呼ばれます。
エコラウンドにする場合、少なくとも次のラウンドのお金が3,900以上になるように購入するようにしましょう。
特に気を付けたいのがスキルを購入し、使用してしまったせいでスキルを買えないという状態。
慣れないうちはエコラウンドではスキルの購入も控えるほうが確実です!
フルバイ
ヘビーシールド+メイン武器を購入できるラウンドです。
勝ちを取りに行くために動くので、可能な限りスキルもすべてそろえた状態で迎えたいのですが、場合によっては武器とアーマーのみ購入しスキルなどはほとんどない時もあり得ます。
こちらがフルバイの時に相手がエコラウンド確定の場合、誰かがやられて武器を回収されそこを起点にラウンドを落としてしまうことがあるので、単独行動はできるだけ避けましょう。
セカバイ
フルバイの次に重要になるのがセカバイといっても過言ではないかもしれません。
ハンドガンラウンドをとった場合、絶対にヘビーアーマーとスペクターを購入しましょう。
シェリフやゴーストなどを持って帰ったからとアーマーだけ購入する人がいますが、武器を買った人とお金が合わずフルバイできないラウンドが出てきます。
ほとんどの場合ハンドガンラウンドに負けた相手は何も買わずに少しでも相手を倒し、武器を減らすことを目的に戦います。
わざわざ自分の有利を捨てるようなラウンドには絶対にしないようにしましょう。
フォースバイ
お金がない、けれどこれ以上相手にラウンドを取られると勝ち目がないというときに現状で買える最大火力で相手と戦うラウンドです。
VALORANTでは戦績を見ると相手のお金も見ることができるので、そこである程度どんな武器を出してくるのか予測できます。
相手がこちらをエコラウンドだと思っているときに、実は武器をしっかり購入していたことで勝ちをもぎ取り流れを引き寄せ最終的に勝利する、ということもあり得ます。
生き残ってしまうともらえるマネーが減るので注意!
なんとなく相手に倒されるのが嫌な気持ちは理解できますが、負けになってしまった場合は全滅状態になりましょう。
強い武器であればかまいませんが、ハンドガンやマーシャルなどを持ち帰ってしまうと目も当てられません!
ゲーム中の考え方
ある程度慣れてきたのであれば、今度は味方のために動くことも意識してみましょう。
意味のないスキルは使わない
どのエージェントのスキルも使い方次第で形勢逆転を狙える切り札です。
スキルを使わずに負けてしまうよりも使い切ってしまったほうが勝率が高いのは確かですが、何も考えずとりあえず使うというのはやめましょう。
意味のあるスキルにするためにはマップやスキルに対する知識が必要になるので、少し面倒かもしれませんが、うまくスキルが刺さった時の快感は大きいですよ!
不利になる場所なら引くのも作戦
基本的には人数が多いほうが有利です。
人数が多いほうが取れる情報やエリアが多く、死なない立ち回りが重要になります。
周りに味方がいない場合や敵からの射線が多く通っている場合、HPが少ない場合などであれば、いったん引いて味方と動きを合わせるほうが勝利につながることでしょう。
少しの情報でも報告
コンペティティブで勝つためには何よりも情報が重要になります。
例えばAサイト側で3人分の足音や銃声、スキルの音がしたのであればそちら側に寄る準備ができます。
索敵スキルを使いどこに敵がいるのかなどの情報が取れた場合も、そのまま攻めるかローテをするかの判断ができます。
最初はVCを入れるのは恥ずかしいかもしれませんが、勝利のためには積極的に活用しましょう!
武器を持って帰るべきか、戦うべきか
先ほどお伝えした通り、このゲームは限られたマネーから武器やスキルを購入しなくてはいけません。
もし味方のマネーが余っていて、次のラウンドではフルバイできるのであれば、少しでも相手の武器持ちを削ったほうが勝てるかもしれません。
こちらのマネーが少ないのであれば、高い武器(ヴァンダル・ファントム・オーディン・オペレーター)を持ち帰るという判断もアリでしょう。
おすすめの練習方法
おすすめの練習方法をお伝えします。
人によって違うとは思いますが、なんとなくで練習している人、どうすればいいのか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
射撃練習場でのBOT撃ち
コンペティティブに行く前に射撃練習場でウォームアップをしておくとよいでしょう。
ヘッドラインの意識やマウスの動かし方など、やっておくのとやっていないのでは意外と大きな差になります!
ブリーチを選択し、アルティメットでBOTを吹き飛ばし数を調整して練習する方法がおすすめですよ。
デスマッチ
デスマッチではプリエイムやヘッドラインを意識しながら戦いましょう。
足音なども聞きながらプレイするのはいいのですが、デスマッチで1位を取ることが目的ではないのでできるだけ動き回り、ストッピングなどができているか確認しつつ、腕を温めていきましょう!
可能ならパーティを組んでプレイする
一度倒されてしまうとそのラウンド中は基本復活しないVALORANTでは、味方が何をしたいのか、自分が何をしたいのかなども逐一報告したほうが勝率は上がります。
ソロでコンペティティブをプレイしていると、中には全く報告を入れてくれない人や暴言を吐く人など、プレイするやる気を削ぐプレイヤーとマッチしてしまうことが多々あります。
もちろんソロでやっていてもしっかりと報告しあい、楽しくプレイできることもありますが、パーティを組んでいれば常に楽しくプレイできるでしょう!
それでも全く勝てないならPC環境や通信環境のせいかも?
この辺りはしっかりと意識しているのに全く勝てない、という人もいるのではないでしょうか?
私もそれなりに意識できるようになったのにもかかわらず、何もできず負けてしまうことが多々ありました。
友人と話をしていた時に言われたのがデバイスが良くないのでは、ということです。
それまでは有線の汎用マウスを使用していたのですが、LogicoolのG Pro X SUPERLIGHTという、ワイヤレスマウスに変え、BenQのXL2411Pというモニターに変えると、撃ち合いに勝てる場面が増えてきました。
こういったものに変えれば勝てる!というわけではありませんが、本気でやっていきたいのであればデバイスをいいものにするのは大きく影響しますよ!
ただ、こういったデバイスよりも注意したいのが通信環境。
いわゆるPINGが高い状態です。
PINGが高いと相手より有利な場所で待っているはずなのに、相手よりも遅い反応しかできずに負けてしまう可能性があります。
そこでおすすめなのが光回線を利用すること。
日常生活でも快適にネットを使えますし、これからのテレワークなどでも活躍してくれること間違いなし!
もし相手に撃ち負けてしまうことが多いと感じたのであれば、この機会にぜひ光回線への乗り換えを考えてみませんか?
まとめ
最近はやっているVALORANTですが、最初は負けが込んでしまう可能性は非常に高いです。
ですが、何度もやっていると少しずつ動き方がわかってきますし、どう戦えば勝利につながるのかもなんとなく理解できるようになってきます。
ですので、あまり根を詰めすぎずにVALORANTを楽しんでくださいね!
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